1. Home > 
  2. Blog > 
  3. 夢の先に【第十三話~第十五話】

Blog- Hot Topics & Column -

2018.08.02

夢の先に【第十三話~第十五話】

CategoryLAYMEE

第一話~第三話はこちら

第四話~第六話はこちら

第七話~第九話はこちら

第十話~第十二話はこちら

 

 

 

 

 

■第十三話

 

 

 

大分話が進んでしまったが僕らのバンド名は"Agyness Cowen(アギネス・コーウェン)"に決まった。

 

 

 

19歳の架空の少女の移り行く感情を音楽で表現しようと考えた。

 

 

 

あだ名はAggy(アギー)。

 

 

 

ファンからは略称でそう呼ばれる予定だった。

 

 

 

もしくはAgyness Cowenのファンの事を総称して"Aggy"と呼ぶのも良いな、とも思った。

 

 

 

楽曲のジャンルは"サーフロック"。

 

 

 

タイで発見したPalmyの曲はどれも秀逸だったが、中でもメンバーの心を掴んで離さない曲があった。

 

 

 

Rock Star Syndrome

 

 

 

昔懐かしい感じも一回りして新鮮だし、何よりライブでバカ騒ぎしてもらえそうだ。

 

 

 

詳しい人に聞いたらこの曲がサーフロックのジャンルに属するとのことで曲の方向性は決まった。

 

 

 

全ては順調に進んでいた、楽器の練習以外は、、、。

 

 

 

■第十四話

 

 

年末の高揚した空気とは一転する、年明けの緩い雰囲気が僕はあまり好きではない。

 

 

 

そんな緊張感の糸がほんの少し解けたタイミングで僕の誕生会を兼ねた新年会をゲンちゃんが企画してくれた。

 

 

 

「全身白い洋服でお願いね。」

 

 

 

広がった友達の輪は、中目黒はし田屋の2階を貸し切らねば収まりきらない数となっていた。

 

 

 

みんなよりも少し遅れた集合時間を教えられていた僕は、出迎えてくれるみんなを見てその意味が分かった。

 

 

 

黒ずくめの洋服を纏ったみんなの中で紅一点ならぬ白一点の外見が、主役っぽさを印象付けてくれる。

 

 

 

キャラクター揃いの面々にあって埋もれてしまいそうな僕を気遣ったゲンちゃんの計らいだ。

 

 

 

第一線で活躍し、時給も安くないと思われる一同は、見渡すと遠くは大阪からも足を運んで来てくれている。

 

 

 

嬉しい限りだ。

 

 

 

一部、初めましても勢揃いした会は、盛大な乾杯を挙げた後、順繰り自己紹介をする事となった。

 

 

 

職業やら、僕との馴れ初めやら話達者のみんな。

 

 

 

お腹に新しい生命が宿っている事を発表した2人には度肝を抜かされつつ、皆嬉しくて一様に酒が進んだ。

 

 

 

おおとりの自己紹介、主役として一発決めなければお後が悪い。

 

 

 

会社のメンバーにもまだ伝えていない極秘案件。

 

 

 

 

「え-、2月14日入籍する事にしました。」

 

 

 

しばしの沈黙のあと、その場は歓声に包まれた。

 

 

 

みんなのボルテージも最高潮に達しそのまま宴は朝まで続いた。

 

(つづく)

 

 

■第十五話

 

 

「業績不振で、申し訳ないが今月末で退社して欲しい。」

 

 

その会社にいれば安泰などという幻想は、もはやどこに属していても皆無だが、ネイル業界においても例外ではなかった。

 

 

「就職先を探さなきゃいかん。」

 

 

 

関西弁交じりの彼女の一言に僕の発言が人生を進める。

 

 

 

「それならこのタイミングで東京に来る?」

 

 

 

当時、僕と彼女は東京と大阪、遠距離恋愛だった。

 

 

 

新たな就職先に籍を置けば、一緒になるまで更に年を重ねなければならない。

 

 

 

人生はタイミングとノリが重要だ。

 

 

 

「そうする。」

 

 

 

彼女の決断も早かった。

 

 

 

当時僕は39歳で彼女が38歳。

 

 

 

年齢を考えたら妥当な選択だ。

 

 

 

ここで終わらず午前1時を少しだけ越した会話は弾んだ。

 

 

 

「じゃぁ、もう結婚しちゃう?」

 

 

冗談っぽい言い回しだったが

本気だった。

 

 

それまでも結婚を考えられなかった人と付き合ったことはなかったし、40歳を目前に控えた男女が、大阪から東京への移動を踏まえての同棲の先には結婚がなくてはおかしいと思った。

 

 

 

であるなら話は早い方が良い。

 

 

 

それからはとんとん拍子でコトが運んだ。

 

 

 

引っ越して来た日に入籍。という結論の元、引っ越しは2月14日に決まった。

 

 

 

バレンタインデー、狙ったわけではなく引っ越し屋の最短の日取りがその日だった。

 

 

 

ちなみに、先のお腹に子供を宿したカップルも全く同じ日に入籍、この日は更に感慨深いものとなった。

 

 

 

超繁忙期の合間を縫って、7時過ぎの便で彼女の実家高松まで飛び挨拶を済ませ、僕の実家の千葉に向かうべく夕方の便で成田に移動した。

 

 

 

いきなり舞い降りた結婚劇に両親は喜びを隠せない。

 

 

 

結婚の承認にはもう一人の人生のパートナーである古谷とロバートの馬場ちゃんにお願いした。

 

 

 

付き合い出してからわずか2か月半、2月14日はあっけなく訪れ、僕たちは20時過ぎに目黒区役所に婚姻届けを提出した。

 

(つづく)

 

 

PALACE HOTEL内にあるGrand kitchen。

 

 

外国の雰囲気を醸し出し、結構好きなところだ。

 

 

が、僕の写真が下手過ぎる為、あまりその良さが伝わらないと思う。

 

 

メニューはこんな。

 

 

もっともっと撮るべき写真はあったろうに3つしかメニューを抑えていない。

 

1枚目:サラダ

 

2枚目:肉

 

 

次の写真では僕のよくやるミスを紹介しよう。

 

クレームブリュレ。

 

こんがり焦げ目がついて美味しそう。

 

だが、何故半身?

 

その答えは、ハイこちら。

 

写真を撮らなきゃいけない、という意識は一応持っていつつ勢いで食べてしまう(◞‸◟)

 

 

 

お風呂に入る前、かさぶたの箇所をこすらないようにと注意しているにもかかわらず、ゴシッっと磨いてしまうあれと同じ。

 

 

 

値段がもう少し安けりゃね。

 

 

 

TAKUログ 3.54

Grand Kitchen

東京都千代田区丸の内1-1-1

03-3211-5211

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Back Number