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2018.06.12

新たな冠を被る

Categoryglamb Tokyo Blog

その日、あらたな称号を得るべく僕は新大久保に向かった。

 

 

新大久保の駅をこの角度から望める位置にマツキヨがある。

 

そのマツキヨを角に、中に入る路地がある。

 

通称イスラム通り、コリアンタウンとして名高い新大久保だが、

この区画はインドの空気が広がる。

 

 

僕の目指した店はここだ。

グリーンナスコ。

 

店頭ではケバブも売っている。

 

店内はこう。

 

所狭しとスパイスやインドの調味料が売られ値段もお手頃だ。

 

日本人は1人もいない。

 

カゴに入れられたのはターメリックやクミンパウダー、コリアンダーパウダーなどスパイスの数々。

 

そう、この日僕は、スパイスを自在に操るスパイス大臣となったのだ。

 

「あれ、まだルーなんて使ってるの?」

 

「えっ、粉で作らないんだ~!!」

 

多くの人が僕にそう言われてしまうだろう。

 

スパイス大臣は少しだけ嫌味っぽい。

 

スパイス大臣は、手始めに野菜カレーを作ってみた。

 

用意する食材はどうやらこんな感じの様だ。

 

スパイスは自在に操るが何をどのくらい入れるのかスパイス大臣は分からない。

 

そんな時は迷わず料理本を開く潔さも、スパイス大臣は持っている。

 

ふむふむ、スパイス大臣はすぐにピーコックへと走った。

 

用意した野菜はこうだ。

 

どうやらトマトを買い忘れたようだ。

 

スパイス大臣の仕事は丁寧だ。

 

角切りにした野菜にスパイスを加え煮込んでいく。

 

更に水分を飛ばすと最終的にこうなる。

 

スパイス大臣の処女作だ。

 

続いてほうれん草のカリーを作ってみた。

 

スパイス大臣はカレーの事をカリーと呼んでみたりもする。

 

いきなりだが仕上がりはこうだ。

 

写真は撮ってないがカボチャのカレーも作った、あっ、カボチャのカリーも作った。

 

これらのスパイスを自在に操る。

 

スパイス大臣バンザーイ、バンザーイ。

 

国民の声が聞こえてくる。

 

スパイス大臣の作るカレーは、あっ、カリーの味は国民の脳裏に焼き付いて離れないことだろう。

 

黄金比で調合されたスパイスにトマトピューレの隠し味が加えられたそれは一言でいうと、

たくさん語ることがあるが敢えて一言でいうと、

 

薄(うすっ)

 

折り重なるよう入れられたスパイスの数々の味も、

 

薄(うすっ)

 

処女作の野菜カレーを食べた時には、スパイス大臣の手が震えた。

 

なんじゃこりゃ。

 

臼井や内科医

パソコンがこう変換したので敢えて残しておくが、

こう打ちたかった。

 

薄いやないかい!

 

でもスパイス大臣はこうなる可能性があることも分かっていた。

 

スパイス大臣の研ぎ澄まされた勘、というわけではない。

 

スパイス大臣が参考にした料理本の一角を見てもらおう。

 

重要部に下線を引いたので今一度見て頂きたい。

 

ひたひたのお水を加えて、、、

鍋の大きさの指定は勿論ない。

 

一番大事な最後のとっ、こっ、ろっ!!!

大きな鍋でつくったスパイス大臣が全て悪いのであった。

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