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2018.07.27

夢の先に【第七話~第九話】

CategoryLAYMEE

第一話~第三話はこちら

第四話~第六話はこちら

 

 

 

■第七話

 

 

相変わらず毎週木曜日はバンドミーティングの日だった。

 

 

それまでも一次会のたつやから2軒、3軒と梯子酒をして、解散する頃には午前3時なんてこともザラだったが、僕がギターを買ったことで、2軒目は我が家に移動したり、宅配ピザを取って我が家で長い時間くっちゃべるというスタンスも数回に1回行われるようになった。

 

 

 

ボイトレが始まり、道具が揃った僕たちはいよいよ練習開始、と思いきやどんな楽曲、どんなお客さんにアプローチするかということに考えを巡らせる飲みミーティングに時間を割いた。

 

 

 

話が前後したが、モリヘー君に札幌の知り合いから「ウッドベースをいらないか?」というまさかの連絡があり、送料込みで10000円だったので僕が買い取りリョウ君に提供したのである。

 

 

 

バンドミーティングが梯子酒になるという事からも読み取れる通り、バンドミーティングの日以外も、僕は連日飲み明け暮れていた。

 

 

 

違う友達と毎日飲むという生活を送っていると不思議と飲みの誘いも多くなるものだ。

 

 

 

基本誘いを断らない僕は、3人ではじめたバンドミーティングの際も友達から連絡が入れば

「じゃ、来れば~!紹介するよ!」

などとこちらに友達をおびき出し合流。

 

 

 

3人で始めたバンドミーティングが翌朝方には10人になっていたなんてこともあった。

 

 

そんな日常、その日はいきなり訪れた。

2人から飲みの誘いを受け、僕仕切りで集合場所を恵比寿横丁に指定した。

 

 

2グループと僕。

もう少し詳しく説明すると、

1グループは、東京在住女友達(落合ちゃん)、連れの女性(エリちゃん)が1名。

1グループは、大阪から旅行に来ていた友達(ホッシーさん)、連れの男性が2名。

僕も直接の友達しか面識のない、つまり僕を含めた6名は、ほぼほぼ初対面。

 

 

そんな「はじめまして飲み会」がスタートした。

 

 

そしてその出会いが、バンドの方向性を決定付けていくことになるのである。

 

(つづく)

 

■第八話

 

 

「年末、タイに行くんだけど一緒に来れば~!?」

 

 

 

東京、大阪の友達が一堂に会した飲み会以降、それまでにも増して落合ちゃんと飲みに行くことが多くなった。

勿論、その連れだったエリちゃんも同席した3人飲みだ。

 

 

 

年末も近づいた11月、僕は彼女たちにこうぶつけた。

 

 

「行く!」

 

 

ずいぶんとノリが良い。

 

 

急遽決まった、年末のタイ男1人女2人旅の話で盛り上がっていると、新たな女友達(トモちゃん)から連絡があり、二次会で合流した。

 

 

「年末みんなでタイに行くことになったんだけど、一緒に行かない?」

 

 

「行く!」

 

 

ちなみにだが、二次会で合流したトモちゃんと、2名の女性たちは初対面だ。

 

 

僕の友達は変人的なノリの良さがある。

 

 

ただ、それが気持ち良い。

 

 

笑顔の国タイランドで、男1人女3人の珍道中が繰り広げられるのである。

 

(つづく)

 

 

■第九話

 

 

スワンナプームを出た瞬間の、モワ~ンとした空気感が好きだ。

 

 

 

僕のアナザースカイ、バンコク!と叫びたい衝動にかられる。

 

 

 

女性陣ははじめてのタイだったのでアテンドは僕に任せてもらったが、1日だけ、エリちゃんの友達が日本から来ているので合流しようという話になった。

 

 

こちらとしてもルーティンなバンコク生活になるところであったから願ったり叶ったり。

 

 

しかもゲイの方達と聞いた。

 

 

先方の2人はカップルだったが、1人は誠実極まりなく、1人は何せ面白い。

 

 

夜0時から路上バーへと様変わりするスクンビット通りで、笑いが絶えることはなかった。

 

 

言葉では表しずらい、それまでに会った人たちとは違う、強烈なパワーを感じる。

 

 

それまでの2人に出会えなかった時間が悔やまれるくらい充実した時間となり、

彼らもまたノンケの僕との出会いを喜んでくれているようで非常に嬉しかった。

 

 

お互いの自宅もまさか同じ住所ということが判明し、日本に戻ってからも頻繁に彼らと飲みに行き、関係性を深める事となる。

 

 

そんな中、僕たちのバンドを2丁目(新宿2丁目:同性愛者たちのメッカ)で流行らせ、全国に波及させることが出来ないのか、という考えが頭をよぎるようになった。

 

(つづく)

 

 

 

今回は登場人物落合氏の旦那さんがオーナーシェフを務める名店NIVAL

 

食べログ評価3.54だがもっと美味しい。

 

何せ本人がカレーマニアだ。

 

遠方からもカレーマニアが訪れるという。

 

ガラスの奥に佇む彼がオーナーシェフ、コーディーだ。

 

彼の人柄を表すホッコリした雰囲気のお店。

 

 

NIVALカレー 780円

もっと高くても良い気がする。

 

TAKUログ 3.74

Curry stand NIVAL

東京都世田谷区上北沢4-36-23 京王リトナード八幡山1F

03-3303-7434

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