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2018.03.23

台湾・香港出張その③

CategoryThe glamb Times

香港2日目は、僕の大好きな日本の5月を思わせる様な天候だった。

 

 

 

新緑に溢れた目抜き通りは人でごった返し、それを掻き分ける様待ち合わせ場所へと向かう僕には陽の光が燦燦と降り注いだ。

 

 

 

カ~ンチッ!!

 

 

 

背中越しに、そう名前を呼ばれた僕の時間は一瞬止まった。

 

 

 

振り向かえると、そこには以前の面影を残したまま年を重ねた赤名リカ(鈴木保奈美)が佇む。

 

 

 

もう知る人も少ないだろう、一世を風靡したフジの名ドラマ「東京ラブストーリー」。

 

 

 

あまりの天候の気持ち良さに、僕はその主人公、永尾完治(織田裕二)に自分を重ねていた。

 

 

 

お互い別々の人生を選んだ2人が香港の道端で偶然遭遇する。

 

 

 

「幸せなの?」

 

 

「あぁ幸せさ。」

 

 

 

深い時間を重ねた2人には必要以上の言葉はいらない。

 

 

「またいつか東京のどこかで会いましょう」

 

 

 

「あぁ」

 

 

 

縛りのない約束をきっかけに2人はまた別の方向へと歩み出した。

 

 

 

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

 

 

・・・・

 

 

 

 

ハッ、ま-たどこかへいってしまっていた。

 

 

 

あまりの心地良い気候に気持ちを良くした香港の僕ではない。

 

 

 

パソコンに向かっている、今まさにこのブログを書いている、この自分がどこかにいってしまっていた。

 

 

 

気を取り直そう。

 

 

 

カンチのこの日の予定はこうだ。

 

13:00ランチミーティング

17:00打ち合わせ

20:00会食

その予定の合間を縫って現地を視察。

 

ざっとこんな感じだ。

 

 

そしてカンチが目抜き通りを歩いて向かう先は、13:00からのランチミーティング会場だ。

なんて読むかは分からない。

 

多分香港で有名な高級店。

 

メニューはこう。

よく分からないので、オーダーは全てお任せスタイルだ。

 

 

この日のランチミーティングの相手、黄(こう)さんがお勧めをたくさんオーダーしてくれる。

 

 

最初に出てきた品。

 

レバーを除いては、絶対に食べられないものはないが、

例えば「スッポンの生き血」だとか「タガメ」だとか、気持ちの悪いものは極力避けたい所、というのが本音だ。

 

 

ホルモンなども食べられはするが、部位によってはあまり口にしたくない。

勧められたホルモンが妙に噛み応えのある場合って、結構あると思う。

そんな時はタレ的なもののアジが口に残る間に嚙み切ることが出来ればそのまま飲み込み、

万が一、咀嚼の間にタレのアジがなくなってしまった場合には、咳き込み、おしぼりを口に当てるふりをしてサッと吐き出す。

 

 

ホルモンがメニューに名を連ねる店の僕の、あっ、カンチのおしぼりからはかなりの確率でコブクロやシマチョウが出てくるだろう。

 

 

お店の店員さん、ごめんなさい。

 

 

話を戻し、先程の写真を今一度アップする。

 

き、気持ち悪い、、、。

 

 

カンチ「黄さん、これは何ですか?」

 

 

日本語が片言の黄さん(以下、黄)はgoogle翻訳で訳した日本語を見せてくれた。

 

 

 

 

カンチ「ハイ?」

 

 

別にダジャレではない。

 

 

マジで「ハイ?」という言葉が口をついた。

 

 

黄さん「肺。」

 

 

カンチ「ハイハイハイハイ。」

 

 

日本語って難しい、噛み合っているのかいないのかが分からない。

 

 

円卓は、窓際に僕、真正面に黄さん、その右手に黄さんの旦那、黄さんの左手に黄さんの姉というフォーメーションだった。

 

 

爺さんと婆さんが孫の一挙手一投足をほほえましく見守るのと同じ様に3人が僕を見つめる。

 

 

少し浮かんだ笑顔の裏には

「香港名物、肺、日本ではこんな美味しいものないだろ!」

的な気持ちが見て取れる。

 

 

ほれ、食べてみろ。

 

 

それ、食べてみろ。

 

 

僕に逃げ道はない。

 

 

 

おしぼり作戦といきたいところだが、まさかこの店、出されたのは薄っぺらいペーパーナプキンのみ。

 

 

 

濡れた薄いペーパーに透けた肺が3人の心を傷つけてしまうだろう。

 

 

 

やるしかない。

 

 

 

先のとがっていない香港特有の箸で肺をつまみ、口へと運んだ。

 

 

 

ゴクン。

 

 

 

若干の塩味がきいて、食べれないことない。

 

 

 

いや、多分ホルモンが好きな人がこれを食べたらかなり旨い逸品な気がする。

 

 

 

ただ、僕には美味しいよりも気持ち悪いが勝ってしまったのだった。

 

 

 

そして2品目が運ばれて来た。

、、、、。

 

 

 

き、気持ち悪い、、、。

 

 

 

細かいヒダ。

 

 

 

気持ち悪い、、、。

 

 

 

センマイか?

 

 

 

別になんだっていい。

 

 

 

細かいヒダがあるかないかが重要だ。

 

 

 

2品目も試練が続くが食べないわけにはいかない。

 

 

 

先のとがっていない香港特有の箸でヒダをつまみ、口へと運んだ。

 

 

 

ゴクン。

 

 

 

若干シャリっとした口当たりで、食べられないことはない。

 

 

 

いや、多分ホルモンが好きな人がこれを食べたらかなり旨い逸品な気がする。

 

 

 

ただ、僕には美味しいよりも気持ち悪いが勝ってしまったのだった。

 

 

 

3品目はお口直しのスープ。

 

 

 

これだ

じゃん、肺を煮込んだスープ。

 

 

 

、、、、。

 

 

 

おわた。

 

 

 

ハッイッヲッ、ニッコンダスープッ♪

文章でこのメロディーを伝えられないことが悔しい。

 

 

先の2品と同じ流れだが、気持ち悪いけど旨い!

けど気持ち悪い。

 

たまたましょっぱなから3品、いかついメニューが続いたが

その後はどれも美味しかった。

 

 

 

TAKUログ 3.45

店名:不明

住所:不明

 

ホルモンでスタミナをつけたカンチは、17:00からの打ち合わせ場所

香港随一のファッション地区コーゼーベイ周辺を散策した。

 

 

 

コーゼーベイの名の通り、

こんな湾沿いに

 

こんな街並みが広がる

 

オフホワイトのショップ入り口からただ撮った写真ですら1枚の絵の様。

 

ランニングする人まで洗練されている。

 

「おーい」

 

「おーい、君、、、」

 

 

どうやらゾーンに入ってかけ声も聞こえない様である。

 

 

 

無事打ち合わせを終えたカンチは、会食までの間あと2つの地区を見た。

タイムズスクエア周辺

 

何とかって地区

ブランドでいうとSACAIやルブタンなどが軒を連ねる香港の一等地。

この時間で19時くらいだったが22時を過ぎたころからこの道にはテーブルと椅子が所せましと並べられ、朝方まで賑わう。らしい

 

 

そしてこの地区に建つマンション、普通のワンルームが1億円。とのこと

 

 

国が違えば、食も違うし、価値観も違うんだな--と感じた香港2日目。

 

 

 

歩き回ってクッタクタになったカンチはお世話になりまくったコーディネーター栗賀さんと最後の晩餐に。

 

 

 

ブログ内で説明し易くコーディネーターさんと呼んでいるが、この方31歳にしてかなりの切れ者、優秀な逸材。

一橋大学出身、ボストンコンサルティングを経て、スタートアップのコンサルティング会社へ。

そして香港支局の立ち上げを任されているという、、、。

先日、彼女と別れたらしいので紹介して欲しい方は是非。

 

 

 

そして彼と一緒の写真は1枚も撮っていない。涙

 

TAKUログ 3.65

店名 読めない

住所 確か地球の歩き方に出ているのでご参照あれ

 

 

 

食事中31歳の彼に、42歳のカンチは終始質問攻め。

 

 

 

3泊4日をスーパーマン栗賀と共にした多久和は出世魚の様に

 

 

多久和→冬将軍→カンチと呼び名を替え

 

 

珍道中はいよいよ終わりへと近づくのである。

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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