フォトグラファー
有賀幹夫
1960年生まれ、東京都出身。1980年代半ばよりアーティストの撮影を始める。日本人で唯一のザ・ローリング・ストーンズのオフィシャルフォトグラファー。計6回の来日公演撮影に関与する。日本ではRCサクセション、浅川マキ、THE BLUE HEARTS、THE YELLOW MONKEYなどを撮影。THE BLUE HEARTSとは彼らのデビュー年となる1987年からライブフォトやジャケット関連の撮影を手掛け、その関係はTHE HIGH-LOWSや真島昌利のソロまで及ぶ。現在も新進気鋭のロックンロールバンド、暴動クラブのオフィシャルフォトを担当するなど第一線での活動を続ける。
寂しいに強い
明るいのに切ない
「なんだこれは!?」
と当時は中学生だったためこんな風に言語化する事が出来ず自他にも上手く説明が出来なかったですが、今思えばそんな衝撃だったんだと思います。
激しいビートに激しい歌詞
切ない旋律に切ない歌詞
が普通だった自分に突然浴びせられた未確認飛行物体でした。
glamb×有賀幹夫さんのTHE BLUE HEARTSコラボレーションは、アイルトンセナがガンダムに乗ってる! ガンダムが手にしてる武器はよく見たらロトの剣やんか! それぐらいパンチありました。愛と昂りを感じずにいられません。
出来立てのシャツが既にビンテージでクラシックなオーラを放っており、生地やプリントが数年経って劣化してくたびれて、なんなら破れたりしてもその分カッコ良くなってしまうであろう不老不死の様な青い魔力を秘めた衣が私を魅了してきます。サイズ大きめで袖長めに当時の召し上がり方でジャパニーズパンクロック80s'を纏いたいと思います。
当たり前だけどTHE BLUE HEARTSがステージに立ったらTHE BLUE HEARTSでしかなくて、そのライブ写真がデザインされた服もTHE BLUE HEARTSでしかない。強すぎる。Tシャツのタグの中に1stアルバムの盤の柄が隠されているの最高。粋すぎる。
演奏した瞬間の音が音楽になって、その音楽を聴いた瞬間以降の人生が幾つもの瞬間を救う支えになって。瞬間を捉えた写真は、あの時の音や感情まで何よりも速く思い出させてくれる。いつでも感覚のアーカイブにアクセスできる。変わらず最高ですね。そんなモノをいつでも身につけていられるなんて最高の極み。素晴らしいコラボレーションありがとうございます。
THE BLUE HEARTSには沢山の初めてを教えてもらいました。仲間とバンドをやる楽しさ、CDの歌詞やクレジットを読むこと、ベースってあんなに高くぶん投げられるんだな、とか。
まだまだ沢山言いたい書きたいはあるのですが語彙、文章では追いつかない魅力やワクワクがあるこのバンドに思春期の時に出会えた自分は幸せであります。
ワクワクと言えば今回の商品はどれも素晴らしいですね!
瞬間を切り取っていますが歌や音はそこにあるなと。そしてタグの下に隠すCDはこれから再生しようと取り出す時を思い出させてくれますし、まだその行為をした事のない方々へのメッセージにもなっているなと。
過去現在未来へ繋がるコラボがとても素敵であります!
受験前に友達から借りた『THE BLUE HEARTS SUPER BEST』を聴きながらヤケクソで勉強をしていると、「チェインギャング」が流れてきて、冒頭の「僕の話を聞いてくれ 笑いとばしてもいいから」という歌詞に心を掴まれ、自然と涙が出てきました。
その時はまだバンドにそれほど興味があった訳でも無かったのですが、初めて「俺も人の心を動かす事がしたい」と思いバンドをする事を決め、今に至ります。
THE BLUE HEARTSは僕の原点です。
glambの衣装はいつも購入していますが、今回は何処か特別に感じます。最高なコラボ僕も嬉しいです! たくさんの人に届きますように。
ブルーハーツ、あえて直訳するなら“青い心”。色んな意味が汲み取れそう(実際、あまりイメージを限定しないネーミングを意識したと聞いたことがある)なバンド名だが、もし僕なりの解釈をまさか一言に許されるなら、ブルーハーツとは、“何かに対してドキドキする心”のことを指すのではないかと思う。
「そうだ、音楽ってドキドキしなきゃいけないんだった!」────名曲の数々を聴き返しながら、自分はまたこんな初歩的なことを忘れてしまっていたのかと顔が赤くなる。
今回、glambと有賀幹夫氏の手によって制作された数点のアイテムたちはそれぞれがその気持ちを思い出すに十分な臨場感を持っているように思う。ままならぬことに、大人になるにつれてドキドキのハードルは上がっていくばかりだ。挑戦ばかりじゃ疲れるし、踏襲ばかりじゃバカになる。心はいつでもイメージとバランス。あとはいつだって明日に期待すること。服も音楽もきっと同じ。ブルーハーツ、忘れたくない。