Winter Collection 2019

Winter Collection 2019 The Paper Street

“違う時間に、違う場所で目覚めたら
違う自分になれるのだろうか?”
90年代を代表するカルトフィルムを着想にした今季のglamb。
ブランドコンセプトであるグランジを基調にしながら
アウトサイダースタイルを大胆に取り入れ
既成の枠組みに捉われない男性像を描き出しました。

Location:London(United Kingdom)

  • ModelDEAN
  • Shane Makoto
  • PhotograghTakakai Yuko
  • Hair&MakeHaga Hitomi
  • StylistKubo Takaaki
  • PlannerNoda Ryohei

Through the Lenses

Through the Lenses

【London Through the Lenses】

 「''London Calling'' 遠くの街へ告ぐ いま宣戦が布告され 戦いが始まった。''London Calling'' 地下社会の者たちへ 若いヤツらも 隠れてないで出て来いよ。」
 
70 年代から80 年代にかけて活躍したイギリス出身のロックバンド、The Clashの代表曲''London Calling'' の歌い出しである。この歌詞と「自分自身への葛藤と戦い」を描いた今季のイメージソースでもあるあの映画と重ね合わせ、今回ロンドンの地を踏んだ。灰色の空を想像していた僕達を出迎えたのは、眩しい太陽と抜けるような青い空だった。

Photography = YUKO TAKAKAI , TK KUBO
Text = RYOHEI NODA"

Through the Lenses
Through the Lenses

 電話ボックスや2 階建てのバス、地下鉄のマークなど、至る所で赤い色が目を引くこの街は、芸術、商業、エンターテインメント、金融、ファッションなど様々な分野で世界に強い影響力を持ち、伝統と革新が共存するヨーロッパ最大の都市である。大英博物館をはじめとした大小様々な博物館や美術館、テムズ川沿いの時計台ビッグベン、世界遺産に登録されているウェストミンスター寺院など見どころも多く、世界各地から観光客が訪れる。

Through the Lenses
Through the Lenses
Through the Lenses

 アートは皆のものであり平等に解放されるべきだという考えからロンドンでは多くの美術館が無料で開放されているのだが、街自体が美術館と言えるほど至る所で芸術作品に触れることが出来る。特にイギリスのアートシーンを切り取る上でストリートアートは欠かせない。店のシャッターの落書きにも、出来栄えが良い場合はオーナーがお金を払うこともあるというから驚きだ。
 特に''Leake Street Tunnel'' は別名''Bunksy Tunnel'' とも呼ばれ、ストリートアートの聖地とされている。ここには誰が、どんな落書きをしても合法なのだ。現存のグラフィティにより高いクオリティで自らのチーム名を上書きしてケンカをふっかけるグラフィティバトルなるものもこの場所で行われているのだが、誰もが大作と思う作品には上書きしないという暗黙の了解も。あなたもペンを片手に足を運び、自分の名前を刻んでみてはどうだろう。

Through the Lenses
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Through the Lenses

 ファッションに関心があるのなら、ロンドン東部のブリックレーンは外せない。この地区にひしめき合う魅力的な古着屋が、度々僕達の足を止めた。 
 個性的な店舗の多いブリックレーンにおいて特に異彩を放つのが、世界中から集めた120 種類以上のシリアルが壁一面に並ぶシリアル専門店''Cereal Killer Cafe''。30 種類の牛乳、20 種類のトッピングとを組み合わせて作る自分好みのシリアルボウルを、子供部屋を模したカラフルな店内で楽しめる。ド派手なパフェやカクテルまで提供する、ロンドンでも指折りのインスタジェニックなカフェだ。

Through the Lenses

 イギリスと言えばパブが有名だが、ユニークなバーも多い。若手アーティストが多く暮らすハックニーウィックにある''Four Quarters'' は、懐かしのアーケードゲームから家庭用ゲームまでお酒片手に楽しむことのできるマニア垂涎のゲームバーだ。ニンテンドー64 のマリオカートにしばし熱中した。半日ぐらいは過ごせてしまいそうな夢の空間だったが、この後控える撮影の為に後ろ髪を引かれる思いで後にした。

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