COLLECTION PHOTO SESSION

COLLECTION PHOTO SESSION

Look Book Vol.80 Anniversary

Chronicle Collection
×Nobuaki Kaneko

glambがコレクションの度にリリースする
ルックブックの創刊20年を記念し
復刻ラインとなるChronicle Collectionを発表。
設立黎明期からglambを見続ける
金子ノブアキを監修に迎えて
ブランド初期の8アイテムを復刻。

Photograph : Yuko takakai
Hair&Make : Go Takakusagi
Styling : glamb

Look Book Vol.80 Anniversary

Chronicle Collection
LINE UP

復刻となった8アイテムを
金子ノブアキのコメントとともにご紹介

GB0326/CH01

Signature Leather Down Jacket

image
Price
93,500 yen (tax incl.)
Delivery
9
Color
Brown, Black

懐かしいね。僕も5年以上は着ていた。全ての現場にこのレザーダウンを着て行っていたような感じがあるくらいです。 普段のパンツにロンTを着てその上にこれを羽織って、あとはビーニー。あらゆる場所に行きましたよね。このジャケットのいいところは経年強化されること。レザーの特権で着れば着るほど味が出る。だから手放せないんですよね 金子ノブアキ

image

GB0326/CH02

Hamilton Jacket

image
Price
52,800 yen (tax incl.)
Delivery
9
Color
Navy, Red, Black

グラフィックや文言で強い姿勢を表現する一方、ウェアではプレッピーなども取り入れた柔らかいイメージも表現する。2000年代のglambはそんなバランスでやっているように見えていました。このアウターも万能でセミフォーマルぐらいまでならどこでも行けてしまう、僕にとって潰しの効く1着でした。一人の仕事が増えてきた時にすごく重宝しました。洋服は背中を押してくれるものと実感させてくれた1着ですね 金子ノブアキ

GB0326/CH03

Mist Cardigan

image
Price
27,500 yen (tax incl.)
Delivery
10
Color
Black, Brown

完さん本人も当時は旅をしながらデザインしていたから、こうした洋服が生まれたんでしょうね。僕がglambらしいと思うのは脱着の手軽さ。ボタンやスナップボタンの配置が丁寧にデザインされているので、バタバタしていてもパッと手に取って出かけられる。glambはオールシーズンそういうアイテムが充実していますが、最初のコレクションからそのビジョンが明確だったのを覚えています 金子ノブアキ

GB0326/CH04

Signature Leopard Jersey

image
Price
36,300 yen (tax incl.)
Delivery
9
Color
White, Yellow

僕はホワイトカラーのものを愛用していましたね。僕のパブリックイメージに合うと思っていただいたのか色々なブランドさんからヒョウ柄の洋服を提案されたのですが、僕自身としては少し変化が欲しいと思っていました。そんな時期にglambからホワイトカラーのレオパードジャージを見せていただき、これはぜひ着てみたい!glambナイスだなと思いましたね 金子ノブアキ

GB0326/CH05

Flowers T-Shirt

image
Price
11,000 yen (tax incl.)
Delivery
8
Color
Khaki, White, Black

あの頃はこのTシャツに描かれている風景が我々には嘘みたいな話で、半分ファンタジーとして捉えていたところがあったように思います。今、この風景がまさに現実として押し寄せてきている。だからこそこのグラフィックは復刻するべきだと感じました。 戦争には反対であるということの発信を今まで以上にしなければいけない時代だと感じているので。当時のglambへのリスペクトも込めて、僕はこのTシャツを着続けたいと思います 金子ノブアキ

GB0326/CH06

Never Quit Cutsew

image
Price
13,200 yen (tax incl.)
Delivery
8
Color
White, Black, Khaki

当時若かった我々にとって「肩肘張って」「歯を食いしばって」「頑張って」という意味で、このTシャツには凄く力をもらっていました。フェスなんかで着ていくと、「それかっこいいね」とバンド界隈の仲間から言われたことも記憶にとても残っています 金子ノブアキ

GB0326/CH07

New Stanely Hat

image
Price
29,700 yen (tax incl.)
Delivery
9
Color
Black

クラシカルなハットが老舗メーカーでないと見つけにくくなってきた中、よくぞここまで復刻してくれたという思いです。glambのハットは多少型崩れしてもかっこいいから、いつもそばに持っていられる。それでいてオンの時もオフの時もパッとかぶるだけで自分のスタイルに楔を打てる。僕にとってそんな存在ですね 金子ノブアキ

GB0326/CH08

Odyssey Cross Necklace

image
Price
38,500 yen (tax incl.)
Delivery
8
Color
Black, Silver

撮影で何度も身に着けた記憶もありますが、何よりglambのスタッフが気に入って身に着けていたことが印象深いアイテムです。ネックレス以外にも指輪などいろいろなシリーズがあって、ドッグタグのようにスタッフみんながOdysseyを身に着けていた。それが仲間同士の結束の証のように見えて眩しかったです。懐かしいですね 金子ノブアキ

Interview

image
Chronicle Collectionの監修とモデル登場、ありがとうございます。オファーを引き受けてくださった理由を改めて教えてください。
当然断る理由はないので(笑)。やらせていただいて嬉しいです。
glambとの出会いはどのようなものでしたか。
まだglambが最初の展示会をはじめる前のことですね。完さんを含めた創立メンバー (*)がブランドをを立ち上げ、目黒川沿いの会社にデスク 1つで間借りしていた頃です。 ネットでTシャツを売っているブランドだと当時の友人に紹介してもらって、 はじめて見たアイテムがキリストが羊を抱いているTシャツでとてもかっこよかった。
*glamb初代デザイナー古谷完
ブランドが形になる以前のタイミングですね。
その後ほどなくして展示会があって、 かっこいいデザインを作るブランドだなと思いました。完さんは海外生活が長くて、 グランジや周辺のカルチャーで育った世代だったことにも共感しました。その後どんどん新しいスタッフも加入してきて。 今やブランドを仕切っている現メンバーも、みんな最初から知っています。
私がブランドに入った際も、金子さんと初めての食事の席で、古谷から「これが本当の最終面接だ」と言われたのを今でも覚えています。
あはは(笑)。glambとの関係は、自分のバンドの次に長いんです。そういう意味でも家族というか、本当に人生の半分近くを一緒にいる。 僕個人としての仕事が軌道にのり始める前から完さんは「君はきっとなにか面白いことになると思う」と声をかけ続けてくれて、 ファッションやカルチャーと自分の架け橋になってくれたんですよね。そこへの感謝というのはずっとあります。
運命的な結びつきですね。
今はスタッフが代替わりしているけれど、タフにちゃんと続いていることが素晴らしい。 若い世代も、我々のような世代も、結婚して子供が生まれたり本当にいろんなドラマがあって。 そして今、こうして復刻という形になった。今回のセレクトは完さんが作った時代のものからですよね。
そうですね。ブランド初期10年のコレクションから選ばれています。
あの頃の作品を改めて見てもらったり手に取ってもらえるのは僕もすごく嬉しいし、 完さんも喜んでくれるといいなと思います。その中でも僕がまた着たいと思ったのは、文言一発に賭けたデザインだなと思いました。 今まさに起きている時代の流れなどを背景に、glambならではのメッセージ性を感じるものを挙げさせてもらいました。
復刻のアイテムとして最初に希望されたのはNever Quit Cutsewでしたね。この1枚については、過去のインタビューでも度々言及されていました。
そうですね。当時、若かった我々にとって「肩肘張って」「歯食いしばって」「頑張って」という意味で、このTシャツには僕もすごく力をもらっていました。 フェスなんかで着ていくと、「それかっこいいね」ってバンド界隈の仲間から言われたことも記憶にとても残っています。
そんなエピソードもあったのですね。
これがまあ何周もして「もう三十年やっています」という段階になってくると、やめるという概念がなくなるんですよね。 ゾンビ化して殺しても死なないというか(笑)。誰かが死んでも、もしかしたら全員が死んでもやめるということにはならないのかもしれない。 そういうフェーズに入れた、入れてもらえた。積まれた時間が財産となって、大気圏を越えて宇宙を漂っているような状態にも捉えられると思うんだけど、 そんなところがあって「Never Quit」ということの意味が変わってきてる。なぜならゾンビなので(笑)。
死なないのであれば、やめることもないということですね。
それがとても尊いし、愛おしいこと。子供たちに向けるような眼差しを、自分の仕事にも向けることができるようになってきました。 俳優の仕事であれば撮影現場のエネルギー、音楽活動であればライブハウスやレコーディングスタジオ。 そういったところに愛を持って取り組むことができるようになったのは大きなことですね。だからこそ、 復刻にあたって最初に希望したのはこの Tシャツだったんですよね。今の完さんはどういう気持ちかなと思うけど、 ある程度年齢を重ねてすごい速さで時間が過ぎていくし、昔と今では体感時間も全く違うんですよね。遺言とまでは言わないですが、 そういう意味でもこれはもう一度着ておきたいですね。四十代に入ってから周りともよく話すようになったのですが、終活の始めというか。 そう思うところがありますね。時を経て、より大切なアイテムになってくれました。ありがたいです。
時代を置き換えることで見え方が変わるというのは、今回復刻していてブランドとしても興味深いところでしたし、やりがいのあるところでした。
100%当たるわけではないですが、流行というものは繰り返していくところがあると思う。 その揺り戻しに過去を讃えながら当ってくれたらいいですよね。
ブランド20年を経て改めてストリートの動きを見ていると、トレンドの回帰性を実感しますね。
歴史が積み上がることってお金では買えない一番の財産で。それを持っているブランドは本当に誇れる存在だと思う。しかもあの激戦区で、 東京のど真ん中で変わらずやってるっていうのは、まあすごいことですよ。こうして復刻をして、お互い生き延びたねとお祝いできることが光栄です。
金子ノブアキ
ミュージシャン、俳優。自身のバンド、RIZEの他に、2009年よりソロ活動を開始。 ドラマーとしてだけでなく、ゲーム音楽、映画音楽、ドラマの劇伴なども制作しジャンルレスな音楽活動を展開。 音楽家としての才能を魅せ続けている。また俳優としても話題の映画やドラマ、CMに出演し際立った存在感で魅了。唯一無二のキャリアで時代を牽引する。
金子ノブアキ